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みなさんはルイボスティーを飲んだことはありますか?
私はコンビニでたまに買って飲む程度でしたが、いつの頃か茶葉を買って飲むほどハマるようになっていました。
実はルイボスティーって、水出しでも煮出しでも作れることを知っていますか?
しかもそれぞれで体に表れる効果が違うんです!
今回はその違いについても詳しく見ていきたいと思います!
- ルイボスティーとは?水出しと煮出しの違いを紹介
- ルイボスティーにはどんな成分が入っているのか
- ダイエットに効果的?ルイボスティーを使ったダイエットと関連情報
水出しルイボスティーはどんな効果があるの?
最近はコンビニやスーパーでも、当たり前のように見かけるルイボスティーですが、どのような場所で栽培され、いつ頃から飲まれるようになったのを知っていますか?
まずはルイボスティーとはどんなものなのか、どんな効果があるのかを見ていきましょう。
ルイボスティーとは
そもそもルイボスティーとは、南アフリカのセダルバーク山脈でのみ栽培されており、日本で栽培されているものはありません。
鉱物が多くミネラルが豊富で、乾燥した土地でのみ育つため、栽培に適した土地が限られているとのことです。
日本では80年台の終わり頃から輸入されるようになり、90年台には多くの方から認知されるようになりました。
アレルギーの改善や抗菌作用があるため、健康に関して注目度が高かったのですが、近年では「抗酸化作用」のある酵素が見つかったとして再度注目されています。
ルイボスティーの効果
ルイボスティーはその成分を抽出するために、「煮出し」もしくは「水出し」を行う必要があります。
両方のやり方と、どのようなメリット・デメリットがあるのか確認してみましょう。
煮出し
煮出しをするときは、茶葉をお水1リットルに対し5グラムの茶葉を使うのが良いとされています。
作り方:沸騰したお湯に茶葉を入れ、10分程煮出したらできあがりです。
15分~20分煮出しても良いのですが、やりすぎると渋みが出るためあまりおすすめはできません。
ルイボスティーは煮出して作ることで、「フラボノイド」という抗酸化作用のある成分が出るため、煮出しは老化防止に良い飲み方とされています。
その代り、熱に弱いビタミンなどは崩壊してしまいます。
水出し
荷出しとは違い、1リットルのお水に対して10グラムの茶葉が必要です。
作り方:茶葉をお水に入れ8~10時間ほど保管し成分が抽出され色がついたら完成
この作り方だと、抗酸化作用のあるフラボノイドは抽出されませんが、その代わりビタミンが壊されずに抽出されるので健康増進目的であれば最適な飲み方と言えます。
ただし、水出しルイボスティーを作るときは「ミネラルウォーター」を使うようにしましょう。
普通の水道水で作ってしまうと、ビタミンの吸収を阻害してしまう成分が入っているため、せっかくの栄養素が無駄になってしまいます。
ろ過していたとしても、阻害する成分を全て防ぐことはできないので、ミネラルウォーターで作るようにしてください。
それから、なるべく清潔な環境を作るために、水出しルイボスティーは作ってから24時間以内に飲み切るようにしましょう。
水出しルイボスティーが注目されているところ
水出しのルイボスティーが注目されているところは、ビタミンが豊富なため美容や健康のためだけに注目されているだけではありません。
水出しルイボスティーは、茶葉があれば暑い夏の日にお湯を沸かすことなく作れるし、なによりルイボスティーにはカフェインが入っていません。
そのため、小さなお子様からご年配の方まで、いつでもゴクゴク飲めるので誰からも愛飲されています。
ルイボスティーに含まれる成分
ルイボスティーにはどんな成分が入っているのか、詳しく見ていきましょう。
カルシウムは骨だけではなく神経の作用に影響を与えます。
脳を動かすのも、筋肉を動かすのもカルシウムが必要なので、積極的に摂りたい栄養素です。
しかし、リンを摂りすぎてしまうと、体外からカルシウムを排出してしまうので注意が必要です。
ルイボスティーの場合は、リンよりもカルシウムの含有量が多いので、安心して飲むことができます。
カリウムが不足してしまうと、体のむくみや倦怠感などを覚えるようになります。
ルイボスティーだけでなく、さまざまな食品にカリウムは含まれているので、不足しがちにならないよう摂取しましょう。
摂りすぎても排出されるので問題ありませんが、腎臓機能が低下している方はうまく排出されずに高カリウム血症に陥ることもあるので、十分に注意しましょう。
骨粗しょう症を防ぐだけでなく、神経の伝達や血管の拡張を行い血栓ができるのを防ぐ働きがあります。
マグネシウム不足になると虚血性心疾患が起こり、胸の痛みや死に繋がる恐れもあるためしっかりとマグネシウムは摂取しましょう。
DNAなどにも作用するため、亜鉛が不足していると胎児に影響があると言われているため、不足しがちにならないように摂りたい成分ですね。
他にも、亜鉛不足で味覚が弱くなることもあるので、美味しくご飯を食べるためにはとても必要な成分なのです。
活性酸素というのは、体内にある白血球が細菌やウイルスなどから守るときに発生させるもので、副作用として体の老化に繋がるものとなっています。
その活性酸素に対抗するのが抗酸化物質で、セレニウムは酸化を防ぎ免疫を正常に保つなどの効果もあるため、体の調子を整えるにはとても良い成分なのです。
不足すると、肌や骨などに影響が出るため、成長期のお子様に摂ってほしい成分でもあります。
ただし、摂りすぎると様々な障害を引き起こすため、サプリメントでの過剰摂取は控えましょう。
血液は鉄分をたんぱく質からできていますが、その助けをするのが銅の役割です。直接役に立つわけではありませんが、銅が少ないと貧血や疲れ、動悸の原因となることもあるのです。
免疫力を高めたり、血液をサラサラにしたりする効果もあるため、健康増進の役に立つ成分となっています。
以上のように、ルイボスティーには多くの成分が含まれています。
ほとんどの成分が、体の生成や健康増進の役に立つ成分だというのが、調べてみたところ分かりました。
1杯のお茶にこんだけの成分が入っていれば、毎日でも飲みたくなりますね♪
ルイボスティーダイエット
さて、ここまでルイボスティーを飲んで健康や美容の役に立つことばかりを説明してきましたが、次はいよいよ気になるダイエット効果について説明していきたいと思います。
飲むだけで痩せるのなら、毎日飲み続けたいですよね。
それでは、どのようにしたらいいのか見てみましょう。
水出しではダイエットに効果的ではない
改めておさらいすると、ルイボスティーは煮出しと水出しの2つの作り方がありましたが、水出しではダイエットに効果のある成分が抽出できません。
煮出しによる抽出方法でないとダイエットに関する成分が出ないのです。
水出しで出る成分は、美容に良い成分が多いので手軽にビタミンを摂取したいときは、水出しで飲むのをおすすめします。
ルイボスティーは酵素の力をサポートする
多くのサイトで「ルイボスティーの成分の中には、SOD(スーパーオキシドジスムターゼ)酵素という成分が入っており、ダイエットに役立ちます」と書いていますが、酵素は熱に弱く胃酸にも弱い性質があります。
つまり、水出しだろうが煮出しであろうが、SOD酵素はダイエットの役に立たないということです。
もちろん、100%役に立たないのではなく、胃酸などで分解されまた別の成分として吸収されるので、体に悪いことはありません。
では、何が酵素の力をサポートするのでしょうか。
それは、先に説明したルイボスティーの成分が、体内にある酵素のサポートをしてくれるのです。
特にマグネシウムなどは、下痢や便秘等の症状を正常化させる整腸作用もあり、腸内環境を良くすることで元々体内になる酵素の力を助けダイエット効果に繋がります。
整腸作用と酵素に関して詳しい内容は、コチラの記事に書かれているので良かったら見てみてください♪
注意すること
ルイボスティーでダイエットをするからと言って、ずっとルイボスティーばかりを飲んではいけません。
ルイボスティーにも適量というものがあり、その目安は1日に500ミリリットルです。
あまり飲みすぎると、お腹がゆるくなりすぎてしまうので、注意が必要になります。
便秘気味だからと言って、飲みすぎてはいけませんよ。
それから、健康に良い飲み物だからと言って、全ての人に良いものだとは限りません。
アレルギーや体質・体調によって合わないこともあるので、初めて飲むときは、少量もしくは薄めて飲むことをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
身近で売られているルイボスティーに、こんなに体に良い成分が入っているなんて思わなかったのではないでしょうか。
最後に改めて、ルイボスティーのことをおさらいしたいと思います。
- ルイボスティーは煮出しと水出しで抽出できる成分が違う
- 煮出しはダイエット向け・水出しは美容向けの成分が出る
- 飲み過ぎ注意。最初は少量か薄めて飲むこと
簡単にまとめさせていただきましたが、この3つが本日の記事で覚えてもらいたい内容でした。
まずはお気軽に、ルイボスティーを始めてみませんか?