1/25に記事更新読むのにかかる時間約9分
ダイエットを挫折してしまう大きなポイントは、食事制限でも、継続的な運動でもありません。
いくら頑張っても頑張っても体重が落ちない、ダイエット停滞期があるからです。
「毎日ご飯を我慢して、運動もしているのになんで体重が落ちないの?」
そう思ったことはありませんか?
ダイエット停滞期が終わらないのは体の状態や、食生活、運動方法などいくつかの問題点があります。
もしかしたら、あなたのダイエット方法が停滞期を長引かせている可能性もあり得るのです!
ここでは、無理なく停滞期を抜け出すための方法をいくつか紹介しているので、自分に合った方法を見つけていきましょう!
- ダイエット停滞期が起きる理由とその期間
- ダイエット停滞期はこうやって抜ける!重要な2つのポイント
- 食事・運動・モチベーションの大切さ
- 停滞期脱出の為に4つの方法を試そう
- これが停滞期を長引かせる!?やってはいけない2つのこと!
今回は上記の5つのことを、目次に沿って紹介していきます。
誰でも簡単に続けていけるので、停滞期が続く不安を解消していきましょう!
この記事で解決すること♪
なぜダイエット停滞期は起きるの?
体重を落としたいのに停滞なんてしなくてもいい!
そう思っていても、ほとんどの人にダイエット停滞期は訪れます。
では、なぜそんなことが起きてしまうのでしょうか?
ダイエット停滞期が起きる理由と、その期間を確認してみましょう。
体が元の状態を維持しようとする
私たちの体は、常に健康な状態を保とうと日々活動しています。
そのためエネルギーの吸収や消費などは、今の自分に合わせて全て行われているのです。
そこでダイエットを始めてしまうと、食事制限による摂取カロリーの減少や、運動による消費カロリーの増加が行われると
体が「もしかして今エネルギー足りてない?」と、飢餓状態だと感じてしまいます。
そうなると、危機感を覚え少しでもカロリーを取り入れようと、同じ食事内容でも吸収率を高めてしまうため体重の減少が止まってしまうのです。
このときの状態を「ホメオスタシス」と呼び、通称「ダイエット停滞期」と言われています。
このようにダイエット停滞期はとても自然な現象で、体が自分を守ろうと体脂肪を蓄えようとする反応というわけですね。
ダイエット停滞期はむしろダイエットが成功している証なのです。
ダイエット停滞期はどれくらい続くのか
ダイエット停滞期がいくら成功の証だとしても、どのくらいの期間続くのか分からないと、不安になっていきますよね。
人によってその期間は違いますが、だいたい2週間~1ヶ月は続くと言われています。
この期間をどう思いますか?
ダイエットを現在行っていて、停滞期にちょうど当たっている方は「長い」と感じているのではないでしょうか。
もちろん、この期間中もダイエットを続けていなければ、また体重を増えてしまいます。
毎日ダイエットを続けているのに、体重が一向に落ちない現実を突きつけられ、しかも気を抜いたら増えてしまう。
そのため、ダイエットを挫折してしまう方が多いのです。
逆に考えてしまえば、この期間を乗り越えてしまえばダイエットは成功します。
この期間を乗り越えられるように、停滞期と感じている方は次の項目のことを試してみましょう。
ダイエット停滞期になったらやっておきたいこと
ダイエット停滞期に入ってしまったときに行いたい、ダイエット停滞期対策を紹介したいと思います。
重要な2つの方法を紹介するので、今日から試してみましょう。
焦らずプラスアルファを心がけてみる
ダイエット停滞期は、運動しても、食事制限をしても、何をやってもほとんど体重が落ちません。
正直とても焦ります。
しかし、その焦りは不安へと繋がり、最後には諦めて挫折してしまいます。
なので、一旦その焦りは横に置いておいて、自分のできることをやりましょう。
それはとても簡単なことで、いつもエスカレーターを使って上る駅のホームを、階段で上ってみたり、お風呂上がりにストレッチしてみたりなど、いつもの生活にプラスアルファすることです。
ほんの少し変えてみることで、気持ちが変わり、体の調子も変わるので、停滞期脱出のきっかけになることがあります。
腸内環境を良くする
ダイエット停滞期に重要な部分が、実は腸内環境です。
ダイエットを始めると飢餓状態で、吸収率が高まることは前の項目で説明しましたが、問題はその後から始まります。
エネルギーを体から逃さないようにするということは、体に留めておくということです。
つまり便秘を引き起こしてしまいます。
便秘は健康や美容に悪影響なだけでなく、エネルギーの吸収や消費の循環を悪くしてしまうため、ダイエットにおいて良くない状態です。
腸内環境を良くしておくことで、エネルギー消費の効率を良くし、停滞期を抜け出すことができるので今日からでも腸を良くする腸活を始めてください。
その方法は
- 食物繊維豊富な食べ物を食べる
- 20~30分の軽い運動を習慣化させる
- 早寝早起きを心がける
この3つを行うだけで、腸は活発に動き毎朝お通じを良くすることができます。
お腹の中のものを出し切ると、ぽっこりお腹も解消できるので、一石二鳥な効果があるのです。
ダイエット停滞期はココが大事
ダイエットをしていると、おろそかになりやすいポイントがあります。
食事内容と運動方法、モチベーションの維持についてです。
どれもダイエットに大事なことなので、どのようなことに注意するべきか確認してみましょう。
食事と運動に注意する
ダイエット停滞期のときは、上手く体重が減らないからと言って無闇に食事量を減らしたり、急激に運動量を増やしたりしてはいけません。
停滞期ほど、食事や運動量には注意してダイエットを続けていきましょう。
食事は以下のものを重視して食べるようにしていくと効果的です。
- たんぱく質・・・筋肉を作り基礎代謝を上げる
- 良質なあぶら・・・代謝の促進と肌の潤いを保つ成分
- 食物繊維・発酵食品・・・腸内環境を良くし便秘の解消
良質なあぶらというのは、主にオメガ脂肪酸という、血液をサラサラにしてくれる成分を含んだ油のことですね。
青魚などがオメガ脂肪酸を豊富に含んでいます。
食物繊維と発酵食品は、最近人気の酵素ドリンクがまさにその2つを兼ねているため、簡単に取り入れるなら酵素ドリンクを飲んでみましょう。
酵素ドリンクについて詳しい内容は下記のボタンからどうぞ。
食事内容を見直すのであれば、プチ断食を取り入れると腸内環境をリセットすることができます。
食事と同じく、運動も注意してみましょう。
もしもずっと同じ内容で運動をしているのであれば、その内容を変えてみることで、体へ新たな刺激となり効果が出ることもあります。
モチベーションの維持
ダイエットにおいて、モチベーションはとても大事です。
簡単に言えばダイエット停滞期に負けない、折れない心を持たなければいけません。
自分でモチベーションを維持し、続けていくことが大事です。
人によって維持する方法は様々ですが、毎日体重計に乗って維持できているか確認してみたり、逆に一切体重計に乗らずに停滞期を気にせずダイエットを続けたりなど、自分に合った方法を探してみてはいかがでしょうか。
ダイエット停滞期を突破する方法
ダイエット停滞期でやっておきたいこと、大事なポイントを抑えてもなかなか上手くいかないことも、もちろん考えられます。
そんなときは、今から紹介することを実践してみてください。
特に重要なのが「食べる順番」と「チートデイ」なので、見逃さずにゆっくりと確認してみましょう。
ダイエットを継続する
最初の項目で言ったことの繰り返しになりますが、ダイエット停滞期は必ずと言って良いほど起こります。
それ自体はとても自然なことなので、気にせずダイエットを続けることが大切です。
ハードな運動でも、ダイエット停滞期に体重が落ちることはほとんどないため、今までどおりの無理のない範囲でダイエットは続けましょう。
モチベーションを維持し、次また落ち始めるまで待つことが重要なのです。
食べる順番を考える
ダイエット停滞期だけでなく、ダイエットにおいて食べるときの順番はとても重要なことです。
人が「お腹空いた」と感じるときは、血糖値の上昇や下降が関係しています。
ご飯を食べて、腸で吸収したときに血糖値が上がりそのとき満腹感を覚え、逆に血糖値が下がると空腹感を覚えるのです。
その吸収に時間がかかると、血糖値の上昇が緩やかになり満腹感を持続します。
血糖値が急激に上昇すると、満腹感はすぐに覚えますが、その後血糖値の下降も早くすぐに空腹感が出てくるのです。
その空腹感を持続させるためには、食べる順番がとても大切で
- 食物繊維・・・野菜類
- たんぱく質・・・肉類
- 糖質・・・お米や麺などの主食類
1→2→3の順番で食べることで、食物繊維の効果により吸収が緩やかになるため、お腹が空きにくくなるのです。
チートデイ
チートデイというのは、ダイエットをするきに体が感じている飢餓状態のときに、あえてカロリーを摂取することで「今は飢餓状態じゃないよ」と騙してしまう方法です。
「そんなことしたら体重増えるんじゃないの?」
と思うかもしれませんが、この方法はモデルやボディビルダーの選手が、体を絞るときに同じことをしていて、ダイエット停滞期を抜けていると効果を実感している方が多くいます。
YouTubeでも、ボディビルダーの方がチートデイについて説明しているので、興味があれば検索してみてください。
チートデイは、週に1回や月に1回など、いろいろなタイミングで行われますが、私がおすすめしたい周期は「ダイエット停滞期になりかけているとき」がおすすめです。
「ダイエット停滞期がいつから始まるか分かるの?」なんて思うかもしれませんが、これは自分で確認するしかありません。
毎日体重計に乗って、体重がどれくらい落ちているか確認し、落ちにくくなった日の翌日~5日以内がチートデイの目安です。
チートデイは基本的に好きなものを食べて良い日なのですが、ダイエットを考えるのであれば、高たんぱくな食べ物を食べるのがいいでしょう。
お菓子が好きな方であれば、プロテインバーを食べるとたんぱく質やビタミンを一緒に取れるのでおすすめです。甘みもあるので、「お菓子を食べてる」という感覚も強いと思います。
何より最近はコンビニでも簡単に手に入るので、気軽に食べられるというのも大きいですよね。
専門家に相談
最終的な方法になるのですが、専門家に相談してみるのも良いでしょう。
近くにジムがあるのであれば、専属のトレーナーの方に、ダイエットのトレーニング方法や、食事に関して見てもらってください。
体型に合わせて、ダイエット停滞期を抜けるにはどこを鍛えてどのような食生活が良いのか、教えてもらえるはずです。
そして、どの方法を試してみてもダイエット停滞期を抜け出せないのであれば、病院の医師に相談してみましょう。もしかしたら、何かしらの病気が原因のときがあります。
ダイエット停滞期中にやってはいけないこと
ダイエット停滞期中にやってはいけないことがあるので、その紹介をしていきたいと思います。
紹介している2点は、ダイエット停滞期を長引かせる可能性があるので、しっかりと確認してください。
食事の量を減らす
ダイエットを行うときに、1番簡単に行えることが、食事の量を減らして摂取するカロリーを減らしてしまうことです。
この方法は、もちろんダイエットを始める時は有効な手段なのですが、ダイエット停滞期においては良い方法とは言えません。
ダイエット停滞期は体が「エネルギーが足りなくて危ない!」と感じているので、いつもより食べ物からエネルギーを搾り取ります。
そんな状態で更に食事の量を減らしてしまうと、もっと「体が危険な状態」と思ってしまうので、なるべく食事の量は一定にし、ときおりチートデイなどで増やすほうが有効的なのです。
運動量を増やす
運動の方法を変えたり、ちょっとプラスしたりするくらいなら問題ありません。
しかし、極端に増やしてしまうといつもよりエネルギーを消耗してしまって飢餓状態に陥り、体が「危険」と判断しダイエット停滞期を抜け出せなくなります。
体を動かすのは良いことですが、休日を挟み適度に行うことで、体を慣らしながら消費していくことが大切です。
ダイエット停滞期は乗り越えられる
ダイエット停滞期を脱出するために、必要なことを紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
改めて、今回紹介した中で重要な点をまとめていきたいと思います。
- ダイエット停滞期は誰にでも訪れる
- 停滞期は2週間~1ヶ月なので忍耐が重要
- 無理にダイエットせずできることを毎日続けていく
- 焦って食事を減らしたり運動量を増やさない
- 自分で停滞期を抜けるまでモチベーションを維持する
どんなに頑張ってダイエットしても、痩せていかないことに不安や焦りを感じてしまいますよね。
しかし、ダイエット停滞期は体が危険と感じているだけなので、続けていくことで「もしかしていま大丈夫な状態?」と体も感じ始め必ず脱出することができます。
もしなかなか抜け出せないようであれば、今回紹介した方法をいくつか試してみてください。
ダイエット停滞期後も、またしばらくしたら体重が落ちにくくなるタイミングがくるかと思います。
そんなときでも諦めずにダイエットが成功できるよう、不安なときはまたここに来てダイエット停滞期を乗り越えてください。